photo : Benoît Jeanne
________________________________
マニュエル・ビアンヴニュ
MANUEL BIENVENU
BIO
マニュエル・ビアンヴニュは、パリを拠点とし、フランスと日本を行き来しながら音楽活動を行うコンポーザー/アーティストである。
あらゆる楽器を弾きこなすマルチプレイヤーであり、エンジニアリングやプロデュースも手掛けている。
アコースティックな楽器にこだわりながら様々なアイデアを交えることによって、不思議な世界観を持ったサウンドを作り出している。
1997年に、フレンチ・ニューヨーカーであるシンガーのElodie Ozanneとのユニット「elm(エルム)」を結成。ニューヨークやパリでライブを行い、キャットパワーやタヒチ80などとステージを共にする。その後、2002年に発売されたagnès b.のコンピレーションを含む様々なプロジェクトに楽曲を提供した。2003年にリリースされた自身のバンド「elm」のセカンド・アルバム「sunny scenics」は、フランスの著名な音楽雑誌Les Inrockuptibles、Magic誌や欧州のメディアで絶賛され、高い評価を受ける。
一方ソロとしては、2003年にアルバム「Elephant Home」をレコーディングし、2005年に発売。ほとんどが自身の演奏によるものだが、bedのドラマーJean-Michel Piresや、Robert Wyattの妻でアーティストのAlfreda Bengeらを迎えて制作された。
2004年の3月に来日し、1年間滞在。TICAの石井マサユキと出会い、TICAのライブサポートやレコーディングに参加、都内各所のライヴハウスなどで演奏を重ねる。2004年9月にavexのcutting edgeからリリースされたコンピレーション「Cozy Hotel-At The Midnight」(東京スカパラダイスオーケストラ、曽我部恵一らが参加)では石井マサユキ「Room105」の作詞を手掛け、トランペットも演奏している。
2005年に、MemoryLab/Wasabi Discからファーストソロアルバム「Elephant Home」をフランスと日本で発表。欧州ツアーも行う。同年gontitiのアルバム「XO」に、石井マサユキと共にポエトリー・リーディングで参加。
2007年には、日本でセカンドアルバム「Bring me the head of Manuel Bienvenu」をリリースし、石井マサユキ(TICA)、楠均(XNOX)、エマーソン北村、mama! milkの生駒祐子をサポートに向かえたリリースツアーを行う。同年、生駒祐子のソロアルバム「esquisse」にも参加。DJ/プロデューサーである井出靖のレーベルGrand Galleryのコンピレーション「Grand Gallery presents NEW WAVE」にも参加した。2010年にはフランスで「Bring me the head of Manuel Bienvenu」がリリースされ、石井マサユキ(TICA)を伴いツアーを行なった。
2013年にはアルバム「AMANUMA」を東京のWindbellレーベルからリリース。アルバムのライナーノーツはカーラ・ブレイの娘カレン・マントラーによって紹介されました。京都でのNuits Blanchesフェスティバルへの出演を含む一連のライヴを行なった。「AMANUMA」は2015年にヨーロッパで発売され、レコーディングメンバーが一堂に会してアルバム全曲を演奏するライヴも行われた。
続いて「GLO」が2020年に、日本ではbubblingnotesから、フランスではMicroculturesからリリースされた。
彼の次回作となるアルバム「oh do we」は2024年の2月に日本でbubblingnotesから、そしてフランスでは同年9月にリリースされる予定である。
聞いて下さい ♪Bring Me The Head Of Manuel Bienvenu 2007年のアルバム